2012年07月19日

海の恵み

沖縄の人には泳げない人が多いのだそうだ
そういう私も泳げないひとり
本土の人からすると
海が近くにあるのに泳げない???
ということになるらしい

海へ抱く私の思いは
海は恵みをもたらし
海の彼方の潮騒は
心慰めてくれる大いなる友
そして・・・時に人の命を
飲み込んでしまう広大な自然

子どもの頃
潮が引けば浜下りをして
貝やチンボーラといったものや
季節ごとにとれるもずくやモーイなどといった
海の幸を頂きながら育った
小さなものは取ってはいけなかったし
むやみやたらと岩を削ってとることもなく
自分たちが食する分をとり
次に残すことを知っていた

あの頃のお金では買えなかった心ゆたかな時間

それでもわたしたちは海で泳ぐことはなかった
それは同時に海の怖さも知っていたからだ
潮が満ちてくるのも忘れて、海の産物をとることに夢中になると
いつの間にか四方を海に囲まれ、命を落とすことにもなるから
欲張って取ることがないようにと教えられた

海は偉大なる自然であり
恐れと威厳を持ったものだ

今宵は海の恵みに感謝をし海の恵みを頂くとしよう

海の恵み


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Posted by やぶれがさ at 21:24│Comments(0)缶集めの日常
 
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