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2009年12月12日

未来を担う子どもたち 旅日記②

アジアの旅で印象に残るのは
子どもたちの目の輝き

決して物質的には
ゆたかだとは言えないが
この子たちの瞳は輝いている
未来を担う子どもたち 旅日記②
「鉛筆買って~1,000円!」
と、鉛筆や絵葉書、凧などをもって近寄ってくる

こちらも負けじと
「えっ!1,000円?ちょっと高いわねぇ」
と言うと「どれだけ?」とくる
足元を見ると草履か裸足
子どもながらに必死に生きている様子が
こちらにも伝わってくる
子どもとのやり取りを楽しんだ後
値段が決まる場合もあるが
わたしの場合は
逆に彼らの根性に
根負けをしてしまう方だ

生活のために働く子が、今の日本にはきっといないだろう・・・
わたしが子どもだった頃は、こんな風景がどこかにあった
朝起きると、鶏にえさをやってから学校へでかけ
学校から帰ると妹をおぶって、母と畑に出かけた
良いとか、悪いとかではなく
アジアの子どもたちに会うと
わたしは自分が子どもだった頃を思い出す
貧乏だが決して卑屈ではない

いつか美味しいものを腹いっぱい食べたい!
いつかあの可愛らしいお人形さんを買ってもらいたい!
父母に妹たちに服を買ってあげたい!
そんなふうにいつも夢みていた
そしてその夢は決して自分だけのものではなく
父母や妹たち家族をはじめ
みんなが幸せになることだった

未来を担う子どもたち 旅日記②
どこへ行っても子どもたちに出会った
シーソにのった姉弟
向こう側には父親がのって
楽しそうに笑っていた
カメラを向けて
「OK?」と聞くと
はにかんだ顔でこちらを向いてくれた

日本は少子化でなかなかこんな風景に出会えない
が、案内してくれたスナールさんは
「いろんなところで、わたしたちの国は
日本の技術など援助支援を受けています
この国は子どもがたくさんいます。
将来この子たちがあなたたちの国に
何かをお返しするでしょう」っと言ってたが
それはもうすでにアジアの国から
看護士として介護士として
高齢者や医療の現場で
わたしたちはお世話になっている

未来を担う子どもたち
それは地球に住むわたしたちが
高齢者になった時だけではなく
国や肌や言葉の違いを越えて
人間として支え支えられる
ことなのかもしれない

Terimakasih=ありがとう
samaーsama =どういたしまして、おたがいさま!
そんな関係になれたらいいなぁ


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Posted by やぶれがさ at 21:45│Comments(0)缶集めの日常
 
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