2009年10月27日

逢いたい

今朝出勤したら、厨房のおばちゃんから
「朝早くにこれを預かりました」・・・と
逢いたい

〇〇さんとの出会いは20年ほど前にさかのぼる
鹿児島から沖縄にきて介護を学んでいて
時々アップダウンの激しい若竹の山道を
自転車で「ありあけの里の特別養護老人ホーム」に通っていた

その途中にあるのが若竹共同作業所
利用者さんが帰って後のわかたけをのぞき
ゆんたくして帰って行った
とても元気があって、人生を明るく生きようと
努力している人だなぁ~と思ったのが第一印象

あれから銀行のガードマンをしたり
淡路島の花万博へ出稼ぎに出かけたりと・・・
13年ほど前に一度お会いしただけで
もう何年もお会いしていない

時々どうしているかしら?
お元気でいるかしら?
純粋で正直で、心やさしい方だったから
うまく生きられているかしら?・・・などなどと
気にかけることはあっても、お会いしてお話をするという
機会さえつくれずにいる

ところが、〇〇さんから年に一度届くものがある
それは、〇〇さんのやさしさをいっぱい詰め込んだ便り
それが早朝で、わかたけのパン職人さんか
厨房のおばちゃんへの手渡しか
もしくはわかたけの玄関前の取っ手に下げられている

今回もお手紙と那覇祭りに参加したであろう
大綱引きでの嘉利(かりー・しあわせ)を込めた綱と
ケーキと心づくしの品が届いた

例年だと私の誕生日に届くのだが
今年は・・・今朝、届いた
もちろんバースデーおめでとうではなく
チャーガンジュー(元気でいるか)しているかという便り
(大人の妄想ゆたかな人は
恋文では?と思われるかもしれませんが
残念ながら、そうではありませんあかんべー

〇〇さんを一言で表現するなら
子どものように純粋で
愛することを惜しまず実践し続ける人・・・

心に響いた〇〇さんの便りには
いつもながら
「言うは易く行うは難し」を実感するばかり・・・



同じカテゴリー(缶集めの日常)の記事
樹々の逞しさ
樹々の逞しさ(2012-10-11 10:13)

ある日のKさん
ある日のKさん(2012-10-04 22:17)

十六夜月夜
十六夜月夜(2012-09-30 21:44)

凄かった台風17号
凄かった台風17号(2012-09-29 21:41)

もう一つの心
もう一つの心(2012-09-25 21:44)


Posted by やぶれがさ at 13:16│Comments(0)缶集めの日常
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。